こそこそ宿(読み)コソコソヤド

デジタル大辞泉 「こそこそ宿」の意味・読み・例文・類語

こそこそ‐やど【こそこそ宿】

男女密会に使う宿。また、ひそかに売春婦などを置く宿。あいまい宿。
「―のなさけ事」〈浄・五枚羽子板〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「こそこそ宿」の意味・読み・例文・類語

こそこそ‐やど【こそこそ宿】

〘名〙 (「こそこそ」は、こっそりの意) 男女が人目を忍んで密会をする宿。また、隠れてひそかに売春婦などを置く宿。あいまい宿。淫売宿
※浄瑠璃・雪女五枚羽子板(1708)厄払ひ「こそこそやどのなさけごと」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android