こきだく(読み)コキダク

デジタル大辞泉 「こきだく」の意味・読み・例文・類語

こきだ‐く

[副]程度のはなはだしいさま。ひどく。
「三笠山野辺行く道は―もしげく荒れたるか久にあらなくに」〈・二三二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「こきだく」の意味・読み・例文・類語

こきだ‐く

〘副〙 程度のはなはだしさを表わす語。こんなにもはなはだしく。
万葉(8C後)二・二三四「三笠山野辺ゆ行く道己伎太久(コキダク)も荒れにけるかも久にあらなくに」

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