げんだ

精選版 日本国語大辞典 「げんだ」の意味・読み・例文・類語

げん‐だ【黿

〘名〙 オオガメとワニ。〔色葉字類抄(1177‐81)〕
曾我物語(南北朝頃)六「けんたは、深淵の底をたもて共、浅渚に出て、ほこうのうれへにあそふと見えたり」 〔礼記‐中庸〕

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普及版 字通 「げんだ」の読み・字形・画数・意味

】げんだ

あおうみがめと、わに。〔国語、晋語九〕趙じて曰く、雀、に入りて蛤(はまぐり)と爲り、雉(きじ)、淮に入りて蜃と爲る。魚鼈(ぎよべつ)、する能はざる(な)し。唯だ人のみ能はず。哀しい夫(かな)と。

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蛇】げんだ

毒蛇。晋・郭璞〔山海経図賛、中山経、若華烏酸草〕瘧(ぎやく)を療(いや)すの、其の實、の如し。烏酸の、三たびさば、以て毒と爲すべし。蛇を畏れず。

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