ぐでんぐでん

精選版 日本国語大辞典 「ぐでんぐでん」の意味・読み・例文・類語

ぐでん‐ぐでん

[1] 〘形動〙 酒に酔って正体のなくなるさまを表わす語。ぐでぐで。
歌舞伎青砥稿花紅彩画白浪五人男)(1862)三幕「此間来た時に、ぐでんぐでんに酔った癖に」
[2] 〘名〙 ((一)から転じて) 酔いつぶれてしゃべる、とりとめのないことば。たわごと。
洒落本・青楼真廓誌(1800)一「呑治さん、ゆふべはねむかったらう、ごふてきにおめへはまわされたそふで、ぐでんぐでんを言ったぜへ」

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デジタル大辞泉 「ぐでんぐでん」の意味・読み・例文・類語

ぐでん‐ぐでん

[形動]酒に酔って正体がなくなっているさま。ぐでぐで。「ぐでんぐでんに酔ってしまう」
[類語]酔う酔っ払う出来上がる酩酊めいていする沈酔する大酔たいすいする泥酔する乱酔する飲まれるとらになる酒気を帯びる微醺びくんを帯びる酔い潰れるべろべろべろんべろんへべれけれろれろ悪酔い酔態酒乱酔眼酔眼朦朧もうろうさか焼けほろ酔い生酔い微酔酔狂酔歩呂律ろれつが回らない千鳥足目が据わるメートルを上げる宿酔二日酔い酔いどれ酔っ払い大虎おおとら

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