きかん

普及版 字通 「きかん」の読み・字形・画数・意味

函】きかん

投書函。〔旧唐書、則天皇后紀〕に「(垂拱二年)三、初めて堂に置く。書をめ事を言ふらば、之れを投ずることを聽(ゆる)す」とみえる。唐・元〔事を献ずる表〕そ今の人、諫鼓函を以てと爲し、拾補闕を謂ひて冗員と爲す。~盍(けだ)し郡下因循し、發するる能はざるの罪なり。

字通」の項目を見る

間】きかん

そこない隔てる。〔左伝、定四年〕管・(みちび)きて王室す。王、是(ここ)に於てか管叔をして、叔を(ころ)す。

字通「」の項目を見る

肝】きかん

しらみの肝臓。小さいものの喩え。楚・宋玉小言の賦〕勒、曰く、蠅の鬚(ひげ)にし、毫端に宴し、蝨脛を烹て、肝を切り、九族を會して同じく(くら)ひ、ほ委餘して殫(つく)さずと。

字通「」の項目を見る

諫】きかん

いさめる。いさめ。〔後漢書、文苑上、崔伝〕昔管仲、齊に相となり、諫の言を聞くを樂しむ。何、を佐(たす)け、乃ちを書するのを設く。

字通「」の項目を見る

寒】きかん

きびしい寒さ。〔書、君す。小民亦た惟(こ)れ曰(ここ)に怨咨せん。

字通「」の項目を見る

【揮】きかん

筆をふるって詩文を作る。漢・張衡帰田の賦〕を揮ひて以て文彩)を奮ひ、三皇の軌を陳(の)ぶ。

字通「揮」の項目を見る

寒】きかん

うえこごえる。〔李商隠雑纂、相似措大書生)に似たり。なれば則ち吟(な)く。

字通「」の項目を見る

煥】きかん

赫。

字通「」の項目を見る

鑒】きかん

観。

字通「」の項目を見る

完】きかん

補修する。

字通「」の項目を見る

間】きかん

貯蔵室。

字通「」の項目を見る

稈】きかん

豆がら。

字通「」の項目を見る

【窺】きかん

うかがう。

字通「窺」の項目を見る

【貴】きかん

お手紙。

字通「貴」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android