がしょうぎ(読み)ガショウギ

デジタル大辞泉 「がしょうぎ」の意味・読み・例文・類語

がしょうぎ

[形動]《「合食禁がっしょくきん」から出た語か》がむしゃらなさま。強引なさま。がしょうきん
「(鰻ヲ)―にかっつかんだらおっちぬべえ」〈滑・浮世風呂・前〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「がしょうぎ」の意味・読み・例文・類語

がしょうぎ

〘形動〙 (「がしょうきん」と関係ある語か) がむしゃらなさま。強引なさま。むやみやたらなさま。がしょぎ。
※雑俳・川柳評万句合‐明和四(1767)礼七「がしゃうぎにもてたとのらではなして居」
※滑稽本・狂言田舎操(1811)下「隠居殿の馬は、新家の鬼十が我勝気(ガシャウギ)に使った物だで」

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