がいし

精選版 日本国語大辞典 「がいし」の意味・読み・例文・類語

がい‐し【子・凱子】

〘名〙 ばか。あほう。
読本唐錦(1780)四「扨々能くも揃ひし凱子(ガイシ)(〈注〉アホウ)かなと」 〔紅楼夢‐第三五回〕

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普及版 字通 「がいし」の読み・字形・画数・意味

子】がいし

あかご。〔論衡本性子始めて生まれ、未だ物と接せざれば、誰(たれ)か悖(もと)らしむるぞ。丹朱宮に生れ、均は室に生る。~二の旁、必ず賢多からん。然れども、丹朱は傲り、均はにして、竝(みな)統を失ふ。

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【涯】がいし

みぎわ。はて。唐・韓〔柳子厚墓誌銘〕に居りて自らし、記覽に務め、詞を爲(つく)る。汎濫停、深にして涯無きを爲す。

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【害】がいし

わざわい。漢・東方朔〔客の難ずるに答ふ〕傳に曰く、天下無くんば、りと雖も、才を施す無(なか)らん。上下和同ならば、賢りと雖も、功を立つる無らん。故に曰く、時異なれば事異なりと。

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子】がいし

おろかな子。〔潜夫論、辺議〕百姓の被、今に(いた)るも止まず。癡兒子すらほ當(まさ)に救助すべからず、且(しばら)く天時を待たんと云ふ。

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【崖】がいし

きし。流れの末。〔荘子秋水〕今爾(なんぢ)崖を出でて大、乃ち爾の醜を知れり。爾將(ほとん)ど與(とも)に大理を語るべし。

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至】がいし

懇切にする。

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子】がいし

愚人

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