かんぜん

精選版 日本国語大辞典 「かんぜん」の意味・読み・例文・類語

かん‐ぜん【然】

〘形動タリ〙 あなのあいているさま。転じて、あきたりないさま。不満足なさま。
※霊的見神の意義及方法(1907)〈綱島梁川〉「然たる大いなる空虚の淵の横はれるにあらずや」 〔孟子‐尽心・上〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「かんぜん」の読み・字形・画数・意味

然】かんぜん

勇武のさま。〔西湖遊覧志余、才情雅致十〕孫何、錢に帥たり。柳耆の詞を作りて之れにる。~此の詞播す。金亮之れを聞き、然として投鞭渡江の想ひをせり。畫工に命じて潛かに臨安に入り、西湖を圖せしむ。

字通」の項目を見る

然】かんぜん

目を見開く。唐・韓魚(がくぎよ)の文〕刺(潮州刺史、韓天子の命を受けて此の土を守り、此の民を治む。然として溪に安んぜず。~魚知るらば、其れ刺の言に聽け。

字通「」の項目を見る

然】かんぜん

焉。

字通「」の項目を見る

然】かんぜん

微笑するさま。

字通「」の項目を見る

然】かんぜん

よろこぶさま。

字通「」の項目を見る

然】かんぜん

不満なさま。

字通「」の項目を見る

然】かんぜん

うち興じる。

字通「」の項目を見る

然】かんぜん

喜ぶさま。

字通「」の項目を見る

然】かんぜん

怒るさま。

字通「」の項目を見る

然】かんぜん

喜ぶ。

字通「」の項目を見る

【寒】かんぜん

ひぐらし。

字通「寒」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android