精選版 日本国語大辞典 「かんころ」の意味・読み・例文・類語
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…この段畑景観は,半農半漁の漁村が新浦を開いたときの自給農作地であった。そのみごとさの裏には,かんころ(いもを干して粉にし,水でねって丸めて蒸して作る)の常食による貧しさがあった。しかし,明治以降,ミカン栽培が普及し,さらに第2次大戦後には真珠やハマチ(ブリ)の養殖業が発達したことから,この地方は愛媛県が全国一の生産を誇るウンシュウミカン,真珠,ハマチの主要産地となっている。…
※「かんころ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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