かじき(旗魚)座(読み)かじきざ

改訂新版 世界大百科事典 「かじき(旗魚)座」の意味・わかりやすい解説

かじき(旗魚)座 (かじきざ)
Dorado

略号Dor。南天の小星座。1603年J.バイヤー星図《ウラノメトリアUranometria》に口先のとがった怪魚の姿がかかれたのが最初である。この星座の南側には大マゼラン銀河があるが,日本では見えない。α星でも3.5等と暗い。渦巻銀河NGC1553,NGC1566がある。概略位置は赤経5h0m,赤緯-60°。午後8時の南中は1月下旬である。
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百科事典マイペディア 「かじき(旗魚)座」の意味・わかりやすい解説

かじき(旗魚)座【かじきざ】

南天の小星座。日本ではほとんど見えない。明るい恒星はなく,α星でも3.5等。

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