かいむく

精選版 日本国語大辞典 「かいむく」の意味・読み・例文・類語

かい‐むく

〘副〙 =かいもく(皆目)(一)
※天理本狂言・八幡の前(室町末‐近世初)「さふあってもかいむくしらぬ事が俄にならふか」
[補注]語源は「皆無垢」ともいわれる。のちには、ほとんど「かいもく」の形となる。

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