お房(読み)おふさ

世界大百科事典(旧版)内のお房の言及

【心中重井筒】より

…1704年に大坂万年町の紺屋徳兵衛と六軒町重井筒屋の遊女が心中した事件に取材。大坂万年町の紺屋の入婿徳兵衛は,実家の色茶屋重井筒屋の抱え女郎お房と馴染みを重ねていた。そのお房の危難を救う金を工面するため,計略をかまえて養家を担保に銀を借りたが,妻のお辰の貞節に心打たれ,事実を明かして銀を返した。…

※「お房」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」