おしゃかこごり

デジタル大辞泉プラス 「おしゃかこごり」の解説

おしゃかこごり

山梨県の北部および南部地方に伝わる郷土菓子。「釈迦こごり」「釈迦っこごり」ともいう。4月8日の潅仏会(釈迦の誕生日;一部地域では月遅れの5月8日に祝われる)の際につくられる。釈迦の螺髪(らほつ)を模して、炒った大豆あられを混ぜ込みゴツゴツ感を出した小麦粉団子。「こごり」は“塊”を意味する方言類似菓子静岡にも見られる。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android