おこしへ村(読み)おこしへむら

日本歴史地名大系 「おこしへ村」の解説

おこしへ村
おこしへむら

[現在地名]松前郡松前町字原口

江戸時代の一時期存在した村名。日本海に注ぐ奥末おくすえ川河口域に位置する。シャクシャインの戦に関連して「津軽一統志」に「おこしつへ 小川有 家二軒」とみえる。元禄郷帳に「おこしへ村」、元禄国絵図にも「於こしへ村」が載る。享保十二年所附では江良町えらまち村から「そまるへ」などを挟んで「おこしへ村」、堂の下どうのした原口村に続く。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android