うろうろ舟(読み)ウロウロブネ

デジタル大辞泉 「うろうろ舟」の意味・読み・例文・類語

うろうろ‐ぶね【うろうろ舟】

江戸時代両国船遊びのときなどに、遊山船の間を漕ぎまわって飲食物を売った小船もと「売ろ舟」といったのを、うろうろとさまようのでこの名が生じたという。
西瓜すいくわ玉蜀黍たうもろこしの―や、馬鹿囃子のさわぎ舟が出やうもしれねえ」〈滑・浮世風呂・四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android