うるうる

精選版 日本国語大辞典 「うるうる」の意味・読み・例文・類語

うる‐うる

〘副〙 (「と」を伴う場合が多い) うるおってしっとりとしているさま、また、つやのあるさまを表わす語。特に、目が涙でうるんでいるさまにいう。〔名語記(1275)〕
※中華若木詩抄(1520頃)中「宮中五色の雲の紅にうるうるとあるは、さても美人衣裳にはよく似たり」
真理の春(1930)〈細田民樹〉ひるしぼむ花「初実が大きな眼をうるうるさせながら岩木氏を笑った」

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デジタル大辞泉 「うるうる」の意味・読み・例文・類語

うる‐うる

[副](スル)《動詞「うる(潤)む」の語幹を重ねた語》
涙があふれそうなさま。「感動してうるうるする」
肌や髪がしっとりとした状態をいう。「傷んだ髪がうるうるしてきた」

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