うっぽり

精選版 日本国語大辞典 「うっぽり」の意味・読み・例文・類語

うっぽり

〘副〙 (「と」を伴う場合もある)
① 浮き上がって急に水面に姿の見えるさま。
※浄瑠璃・奥州安達原(1762)二「遙かの沖へうっぽりと浮き上ったる長太がかか」
② 心が浮き立つさま。
※俳諧・やつこはいかい(1667)「うっぽりとさまを待(まち)ぬる夕暮(ゆふぐれ)に 心はひょろらひょんとうかれ女」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android