うちひさす

精選版 日本国語大辞典 「うちひさす」の意味・読み・例文・類語

うちひ‐さす

語義およびかかり方未詳。「宮」「都」にかかる。うちひさつ
万葉(8C後)三・四六〇「内日指(うちひさす)(みやこ)みみ里家は さはにあれども」
※万葉(8C後)一四・三四五七「宇知日佐須(ウチひサス)宮のわが背は大和女(やまとめ)の膝まくごとに吾を忘らすな」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「うちひさす」の意味・読み・例文・類語

うちひ‐さす

[枕]「宮」「みやこ」にかかる。語義・かかり方未詳。
「―宮に行くをまがなしみ」〈・五三二〉
「―都みみに里家はさはにあれども」〈・四六〇〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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