いらり

精選版 日本国語大辞典 「いらり」の意味・読み・例文・類語

いらり

〘副〙 (多く「と」を伴って用いられる)
① 物の形状が鋭く突き出たさま。
※京大本湯山聯句鈔(1504)「芒はきっさきのいらりとするを云ぞ。麦芒と云も麦ののぎがいらりとするを云ぞ」
② あざやかに光り輝くさま。
※中華若木詩抄(1520頃)下「的礫は沙のいらりとある㒵也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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