あらら

精選版 日本国語大辞典 「あらら」の意味・読み・例文・類語

あら‐ら

感動〙 驚いた時などに発することば。主として女性が用いる。
※少年行(1907)〈中村星湖〉五「本を伏せて、ふと壁に向ふと、あらら、煤けた土壁が、たとへば春の空のやうに」

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デジタル大辞泉 「あらら」の意味・読み・例文・類語

あら‐ら[感]

[感]驚いたときなどに発する語。
[類語]まあオーマイゴッドなんともはやおやおやおやまああらあらおやあらあらまあなんとわあ

あらら[接頭]

[接頭]《「あらあら(粗粗)」の音変化》名詞に付いて、まばらなさまを表す。「あらら松」
彼方おちかたの―松原松原に渡り行きて」〈神功紀・歌謡〉

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