あなかしく

精選版 日本国語大辞典 「あなかしく」の意味・読み・例文・類語

あな‐かしく

連語〙 (「あなかしこ」の変化した語) =あなかしこ
根来要書‐中(永治二年)(1142)三月六日・源為義書状案「こまかに仰つかはすべく候、あなかしく」
[補注]「志不可起‐巻六」に「あなかしこ」の「かしこ」を「かしく」というのは、ちらし書きに「しこ」とくずして書いた「こ」の部分を「く」と誤まったものであろう、といっている。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android