『高野聖』(読み)コウヤヒジリ

とっさの日本語便利帳 「『高野聖』」の解説

『高野聖』

泉鏡花
「参謀本部編纂の地図を又繰開いて見るでもなかろう、と思ったけれども、余りの道じゃから、手を触るさえ暑くるしい、旅の法衣の袖をかかげて、表紙を附けた折本になってるのを引張り出した。\(一九〇〇)

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