《The World》(英語表記)TheWorld

世界大百科事典(旧版)内の《The World》の言及

【ピュリッツァー】より

…78年,破産して競売に付されていた《セント・ルイス・ディスパッチ》紙を買い,J.A.ディロン経営の《セント・ルイス・ポスト》紙と合併させ夕刊紙《ポスト・ディスパッチThe Post‐Dispatch》の編集・経営にあたり,民衆の味方として汚職,大企業の不正に対するキャンペーンを繰り返し,新しいジャーナリズム手法を試みながら,同市の指導的新聞とした。83年にはニューヨークの新聞《ワールドThe World》紙を34万6000ドルでJ.グールドから買い,モルガンなど巨大企業の専横に対する攻撃,〈自由の女神〉の台座づくりの10万ドル基金キャンペーンなどで,巨大な部数と影響力をもつ新聞をつくりあげ,全米の新聞構造を大きく変える端緒をつくった。移民として多くの辛酸をなめた彼は素朴にデモクラシーの理念を信じ,社会正義の実現を願っていた。…

※「《The World》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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