龍吟(読み)りょうぎん

精選版 日本国語大辞典 「龍吟」の意味・読み・例文・類語

りょう‐ぎん【龍吟】

〘名〙
① (━する) 龍の鳴くような音がすること。笛や琴などの音色をたとえていう。りゅうぎん。
※和漢朗詠(1018頃)上「異気を会して終に混ず 龍吟魚躍の暁の啼きに伴ふ〈菅原文時〉」 〔許渾‐贈蕭錬師詩〕
② =りゅうてき(龍笛)①〔続教訓鈔(14C前か)〕
※わらんべ草(1660)一「れうぎん、ほうわうぎん、是上、下、律、呂、八ツをへだてて子を生ずと、是より十二となる」

りゅう‐ぎん【龍吟】

〘名〙
源平盛衰記(14C前)三七「龍吟(リウギン)鳳鳴(ほうめい)の曲を調べ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉プラス 「龍吟」の解説

龍吟

東京都港区にある日本料理店。2003年開業。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android