鼻祖(読み)ビソ

デジタル大辞泉 「鼻祖」の意味・読み・例文・類語

び‐そ【鼻祖】

中国で、胎生動物はまず鼻から形作られるとされたところから》最初物事を始めた人。元祖がんそ始祖
[類語]元祖開祖始祖ルーツ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鼻祖」の意味・読み・例文・類語

び‐そ【鼻祖】

〘名〙 (胎生動物は鼻からまず形をなすとされたところから) ある物事を最初に始めた人。元祖。始祖。
空華集(1359‐68頃)一一・十朋嘉会詩叙「本朝禅宗之鼻祖。千光大士。創業于茲而居」
朝日新聞‐明治一四年(1881)一一月一三日「院本作者の鼻祖(ヒソ)と仰がるる彼の近松門左衛門」 〔揚雄‐反離騒〕

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普及版 字通 「鼻祖」の読み・字形・画数・意味

【鼻祖】びそ

始祖。宋・劉克荘〔寄せて小孤山に題す、二首、一〕詩 耳孫嗜好(しかう)を同じうす 山を買うて、世を種(う)う

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