限度(読み)げんど

精選版 日本国語大辞典 「限度」の意味・読み・例文・類語

げん‐ど【限度】

〘名〙 物事程度範囲を限ること。また、これ以上、これ以外には及ぶことができないという限られた度合境目。限り。限界。「ものには限度がある」 〔哲学字彙(1881)〕
商法(明治三二年)(1899)一五七条「有限責任社員は其の出資価額を限度として」 〔史記‐平準書〕

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デジタル大辞泉 「限度」の意味・読み・例文・類語

げん‐ど【限度】

そこまでと限られている程度。認めうる範囲の、ぎりぎりのところ。かぎり。「我慢にも限度がある」「限度を超える」「融資限度額」
限界[用法]
[類語]限界極限リミット限り最大限手一杯目一杯頭打ち際限きわ上限下限北限ぎりぎり

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「限度」の読み・字形・画数・意味

【限度】げんど

極限。限り。〔史記、平準書〕宗室大夫以下、奢侈を爭ひ、室廬輿、上に僭(せん)すること限度無し。物んにしてふるは、固(もと)より其の變なり。

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