鈴生り(読み)スズナリ

デジタル大辞泉 「鈴生り」の意味・読み・例文・類語

すず‐なり【鈴生り】

果実が、神楽鈴かぐらすずのように、たくさん群がりなっていること。「柿が鈴生りに赤い実をつける」
多くのものが房状に集まってぶら下がっていること。また、大勢の人が1か所にかたまっていること。「鈴生り観衆
天井から下った―の烏帽子籠」〈万太郎春泥
[類語]実る生る実を結ぶ実り結実末生うらな本生り二度生りもじゃもじゃ茫茫ぼうぼうぼさぼさばさばさぎゅうぎゅうぎしぎしぎちぎちきちきちぎっしりびっしりごしゃごしゃごちゃごちゃうじゃうじゃうようよわらわら群がるひしめく密集集中凝集蝟集いしゅうふさふさ茂る生い茂るはびこる繁茂自生密生叢生そうせい群生鬱然うつぜん鬱蒼うっそう草深い木深いこんもり

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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