遺骸(読み)ゆいがい

精選版 日本国語大辞典 「遺骸」の意味・読み・例文・類語

ゆい‐がい【遺骸】

〘名〙 死後に残るしかばね。死骸。なきがら。むくろ。いがい。
太平記(14C後)四「遺骸(ユイガイ)を煙となし」

い‐がい ヰ‥【遺骸】

〘名〙 死んだ人のからだ。なきがら。遺体ゆいがい。〔音訓新聞字引(1876)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「遺骸」の意味・読み・例文・類語

い‐がい〔ヰ‐〕【遺骸】

死骸しがい。なきがら。遺体。
[類語]死体死骸遺体死屍亡骸しかばねかばねむくろ

ゆい‐がい【遺骸】

いがい(遺骸)」に同じ。
「入道泣く泣くその―を煙となし」〈太平記・四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android