進取(読み)しんしゅ

精選版 日本国語大辞典 「進取」の意味・読み・例文・類語

しん‐しゅ【進取】

〘名〙 進んでことをなすこと。進んで物事にとりくんで行くこと。
史記抄(1477)一一「進取とは説客の面白く物を云てはかりごとをする者ぞ」
文明論概略(1875)〈福沢諭吉〉五「人々自から其身に依頼して独立進取の路に赴く可し」 〔論語子路

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デジタル大辞泉 「進取」の意味・読み・例文・類語

しん‐しゅ【進取】

みずから進んで物事に取り組むこと。「進取気性に富んだ人」
[類語]意気込み気勢熱意熱気気負い気合い気迫迫力気乗り乗り気奮って積極的自発的能動的意識的主体的意図的意欲的精力的自主的活動的好んで前向きわざわざわざと強いてたってことさら求めて進んで我勝ち我先我も我も喜んで喜ぶしゃかりきしゃにむにどしどしアクティブアグレッシブポジティブ自ら手ずから直直じきじき直接直接的じか直に身を以てダイレクト故意作為作為的未必の故意あえてえいやっと

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普及版 字通 「進取」の読み・字形・画数・意味

【進取】しんしゆ

積極的に行動する。〔論語、子路〕狂みて取り、狷は爲さざるるなり。

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