近辺(読み)きんぺん

精選版 日本国語大辞典 「近辺」の意味・読み・例文・類語

きん‐ぺん【近辺】

〘名〙 近いところ。近傍近所付近
殿暦‐長治元年(1104)一二月七日「勧学院南辺に焼亡、〈略〉雖近辺無別事、又彼院学生等見参持来」
今昔(1120頃か)二「其家の近辺八千余家を悉く亡し失つ」

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デジタル大辞泉 「近辺」の意味・読み・例文・類語

きん‐ぺん【近辺】

ある場所周辺地域。付近。
[類語]手近い程近い近い間近い間近じきすぐ至近目前鼻先手が届く指呼しこ咫尺しせき目睫もくしょうかん目と鼻の先そば近く付近わきはたもと足元手元辺り近所手近卑近身辺かたわ片方かたえ最寄り座右左右手回り身の回り近場周辺四辺周囲まわり界隈かいわい近傍一帯へんぐるり周縁周回外周四方四囲四面八方見渡す限り片脇横手横合い近間近回りそのへん四隣しりん隣組向こう三軒両隣りょうどなりまのあたり目睫もくしょう面前目の前眼前現前目先鼻面はなづら鼻っつら前面正面真ん前手前先方直前

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普及版 字通 「近辺」の読み・字形・画数・意味

【近辺】きんぺん

近所。

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