辛み(読み)つらみ

精選版 日本国語大辞典 「辛み」の意味・読み・例文・類語

つら‐み【辛み】

(形容詞「つらい」の語幹接尾語「み」の付いたもの。「うらみつらみ」の形で用いる) 相手仕打ちをつらいと思う気持。→うらみつらみ
浮世草子・新色五巻書(1698)二「うら身つら身も帰らぬ事」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「辛み」の意味・読み・例文・類語

から‐み【辛み/辛味】

辛い味。辛さの程度。舌を刺激する辛さにも、塩辛さにもいう。「大根おろしの―が足りない」
カラシワサビ・ショウガ・サンショウ・トウガラシなど、辛い味のあるもの。薬味やくみとする。
[補説]「味」は当て字
[類語]辛口辛め辛い塩辛いしょっぱい鹹味かんみぴり辛(舌に辛みを感じるさま)ぴりっとぴりりとぴりぴりひりひり

つら‐み【辛み】

つらいこと。つらい気持ち。→うらみ辛み

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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