詩聖(読み)シセイ

デジタル大辞泉 「詩聖」の意味・読み・例文・類語

し‐せい【詩聖】

きわめてすぐれた詩人
杜甫とほ敬称李白りはくを「詩仙」というのに対していう。
[類語]詩人詩仙吟遊詩人

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精選版 日本国語大辞典 「詩聖」の意味・読み・例文・類語

し‐せい【詩聖】

[1] きわめてすぐれた詩人。古今第一の詩人。詩のひじり。
江談抄(1111頃)五「奥書大原居易古詩聖小野美材今草神云々」
[2] 唐の詩人、杜甫の敬称。李白を詩仙というのに対していう。〔葉燮‐原詩

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普及版 字通 「詩聖」の読み・字形・画数・意味

【詩聖】しせい

詩の聖。杜甫をいう。〔杜詩鏡、周の序〕少陵の詩は衆體を綜し、古今に冠す。昔人之れをして詩と爲し、詩と爲す。復(ま)た何ぞ一辭を贅(ぜい)するを容れんや。

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