親愛(読み)しんあい

精選版 日本国語大辞典 「親愛」の意味・読み・例文・類語

しん‐あい【親愛】

〘名〙 (形動) 親しみと愛情をもっていること。また、そのさま。
御成敗式目(1232)一九条「右憑人之輩被親愛者如子息然者又如郎従歟」 〔春秋左伝‐襄公三年〕

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デジタル大辞泉 「親愛」の意味・読み・例文・類語

しん‐あい【親愛】

[名・形動]人に親しみと愛情をもっていること。また、そのさま。「親愛なる友よ」
[類語]近い緊密接近密接親近近接不可分濃い切っても切れない水いらず親しい近しい心安い気安いむつまじい親密懇意昵懇じっこん懇親別懇ねんご和気藹藹あいあい仲良し気が置けない人なつこいファミリアフレンドリーアットホームドメスティック家庭的打ち解ける解け合う馴染む親しむ馴染み深いつうつうつうかあ息が合う反りが合う反り馬が合う気が合う肌が合う琴瑟きんしつ相和す打てば響く意気投合心を通わす心が通う胸襟を開く腹を割る心を開く心を許す気を許す肝胆相照らす心を交わす心を以て心に伝う取っ付きやすい懐こい如才ない調子がいいなれなれしい

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普及版 字通 「親愛」の読み・字形・画数・意味

【親愛】しんあい

親しみいつくしむ。〔大学、八〕人、其の親愛するに之(ゆ)きて辟(愛)す。~好みて其の惡を知り、惡(にく)みて其の美を知るは、天下に鮮(すく)なし。

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