規模(読み)きも

精選版 日本国語大辞典 「規模」の意味・読み・例文・類語

き‐も【規模】

〘名〙 =きぼ(規模)〔黒本本節用集(室町)〕

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デジタル大辞泉 「規模」の意味・読み・例文・類語

き‐ぼ【規模】

物事構造・内容・仕組みなどの大きさ。「雄大な規模構想」「地球規模の環境汚染」
手本模範
「国家の御宝、末代の―なり」〈盛衰記・二六〉
かなめ眼目
「松が咲きけりといふ言葉、この松が崎の能に―なれば」〈申楽談儀
名誉。面目
氏族の―とする職なれば」〈太平記・一〇〉
甲斐かい。ききめ。成果。
勘当ゆるされねば、伝授しても―がない」〈浄・手習鑑
報い。代償
「その代はり、十分おもいれお骨折りの―はしやす」〈人・梅美婦禰〉
根拠。証拠。
大名の家に宝なくて家督の継ぎ目は何を以て―とする」〈浄・苅萱桑門
[類語]スケール

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「規模」の読み・字形・画数・意味

【規模】きぼ

ぶんまわしと、かた。構造。手本。気概。〔三国志、魏、胡質伝〕(質)規大略はばざるも、良綜事に至りては之れにぐ。

字通「規」の項目を見る

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