薄霧(読み)うすぎる

精選版 日本国語大辞典 「薄霧」の意味・読み・例文・類語

うす‐ぎ・る【薄霧】

〘自ラ四〙 薄く霧が立ちこめる。
風雅(1346‐49頃)秋下・六二九「霧ふかき籬の花はうすぎりて岡べの杉に月ぞかたぶく〈永福門院内侍〉」

うす‐ぎり【薄霧】

〘名〙 薄くかかった霧。
※清輔集(1177頃)「うす霧の籬(まがき)に花の朝じめり秋は夕べと誰かいひけむ」

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デジタル大辞泉 「薄霧」の意味・読み・例文・類語

うす‐ぎり【薄霧】

薄くかかった霧。 秋》

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