若気る(読み)ニヤケル

デジタル大辞泉 「若気る」の意味・読み・例文・類語

にや・ける【若気る】

[動カ下一]《名詞「にやけ」の動詞化
男が変にめかしこんだり、色っぽいようすをしたりする。「―・けたやつ」
俗に、にやにやする。口許がゆるんで笑顔になる。「彼のことを考え、―・けてしまう」
[補説]文化庁が発表した平成23年度「国語に関する世論調査」では、「なよなよとしている」の意味で使う人が14.7パーセント、「薄笑いを浮かべている」の意味で使う人が76.5パーセントという結果が出ている。
[類語](2笑うやに下がるにたつくにやつく微笑む笑む笑い飛ばす笑い崩れる笑いける笑い転げる笑いさざめく嘲笑あざわら薄笑うせせら笑う吹き出すほくそ笑むにこつく相好を崩す腹の皮をよじ腹の皮を腹を抱える御中おなかを抱えるおとがいを解く目を細める一笑に付す

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android