考案(読み)コウアン

デジタル大辞泉 「考案」の意味・読み・例文・類語

こう‐あん〔カウ‐〕【考案】

[名](スル)工夫して考え出すこと。「新しいデザインを考案する」
[類語]案出創案発案工夫発明一工夫一捻り創意創見編み出す捻り出す

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「考案」の読み・字形・画数・意味

【考案】こう(かう)あん

しらべる。〔後漢書党錮、李膺伝〕膺、獨り風裁を持し、聲名を以て自ら高しとす。~黨事にふにび、當(まさ)に膺等を考實すべしとす。~太尉陳之れを卻(しりぞ)けて曰く、今考案するは皆の人譽、憂國忠の臣なり~と。

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産学連携キーワード辞典 「考案」の解説

考案

「考案」とは、自然法則を利用した技術的思想創作実用新案法第2条1項)をいう。「考案」は、高度性を要求されていない点が発明(自然法則を利用した技術的思想の創作のうち高度のもの)と相違するだけで、発明と本質的に相違ない。しかし、実用新案として登録されるものは、「物品形状構造又は組合せに係る考案」に限られている。

出典 (株)アヴィス産学連携キーワード辞典について 情報

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