稜威(読み)りょうい

精選版 日本国語大辞典 「稜威」の意味・読み・例文・類語

りょう‐い ‥ヰ【稜威】

〘名〙 尊厳な威光天子天皇の威光。みいつ。
巖窟王(1901‐02)〈黒岩涙香訳〉一「国王陛下の前に出ては、其稜威(リョウヰ)に打たれて進み得ぬ」 〔南史‐梁武帝紀上〕

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デジタル大辞泉 「稜威」の意味・読み・例文・類語

りょう‐い〔‐ヰ〕【×稜威】

天子の威光。みいつ。→御厳みいつ

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普及版 字通 「稜威」の読み・字形・画数・意味

【稜威】りようい(ゐ)

威光。威勢。〔三国志、魏、武帝記〕(魏公に封ずる策)陽(きやう)の役に、橋(きやうすい)首を授け、稜威南に(ゆ)き、(袁)以て隕潰(ゐんくわい)す。

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