(読み)マレ

デジタル大辞泉 「稀」の意味・読み・例文・類語

まれ【×稀/希】

[形動][文][ナリ]実現・存在することが非常に少ないさま。また、数少なくて珍しいさま。「ここでは、雪は―だ」「たぐい―な才能」
[類語]たま珍しい貴重珍重得難い貴い稀有けう高貴大切重要異色異彩珍貴珍稀大事だいじ肝要肝心緊要枢要かなめきも肝心要有意義意義深い千金耳寄り掛け替えのない希少希代未曽有破天荒空前空前絶後前代未聞奇跡的奇しくも期せずしてまぐれ不可思議又と無い又無い無二無比無双無類比類ない類がない並びないたぐいまれ又と二度と二度と再びめった千載一遇得難い盲亀もうき浮木ふぼく一期一会いちごいちえ見せ場決め所思いがけない思いがけず待てば甘露の日和ひよりあり折よく僥倖ぎょうこうここぞ一世いっせ一代最初で最後図らずも決定的瞬間契機

き【稀】[漢字項目]

人名用漢字] [音]キ(漢) ケ(呉) [訓]まれ
〈キ〉
めったにない。「稀覯きこう稀少稀代古稀
濃度が薄い。まばら。「稀薄
〈ケ〉1に同じ。「稀有けう
[補説]「」と通用する。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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