知見(読み)チケン

デジタル大辞泉 「知見」の意味・読み・例文・類語

ち‐けん【知見/×智見】

実際に見て知ること。また、見聞して得た知識。「―を広める」
見解見識。「―を異にする」
(智見)仏語事物に対する正しい認識。また、知識によって得た見解。正智見。
[類語]教養知識がく学問学識学殖がくしょく蘊蓄うんちく素養見識知性常識造詣博識博学碩学篤学有識該博博覧強記

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「知見」の読み・字形・画数・意味

【知見】ちけん

知識。見解。明・李贄〔史綱評要、宋神宗皇帝〕介甫(王安石)の(へい)は、人からざるに坐す。故に君實(司馬光)の快の言も、聞えざるが如し。然れども豈に但だ介甫のみならんや。そ稍(すこ)しく知見は、(み)な是(かく)の如し。

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