皮切り(読み)カワキリ

デジタル大辞泉 「皮切り」の意味・読み・例文・類語

かわ‐きり〔かは‐〕【皮切り】

2原義物事のしはじめ。手始め。「話の皮切り
最初に据えるきゅう
「商売にはかへられず―こらへて出る心」〈浄・反魂香
[類語]序の口しょっぱな口開けはな開始はじめ第一歩第一声開口一番幕開き開幕始まる始めるしだすやりだす掛かる取り掛かるしかかるしかける着手する踏み出すスタート出出し立ち上がり手始め口切り封切り起動始動発動幕がふたく・蓋を開けるしょ・ちょ端を発する口火を切る火蓋を切る幕を切って落とす狼煙のろしを上げる手を付ける御輿みこしを上げるまず最初第一一次原初嚆矢こうし事始め優先一番いの一番真っ先先立ち先頭当初初期初頭始期早期劈頭へきとう冒頭滑り出し初手出端ではなはし取っ付きあたまのっけ取り敢えず差し当たりひとまず当座始まりトップ初発発端端緒濫觴らんしょう権輿けんよ起こりとば口取っ掛かり最優先何をおいても何はさておき何はともあれ先ず以て

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

靡き

1 なびくこと。なびくぐあい。2 指物さしものの一。さおの先端を細く作って風にしなうようにしたもの。...

靡きの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android