留守(読み)ルス

デジタル大辞泉 「留守」の意味・読み・例文・類語

る‐す【留守/留主】

[名](スル)
主人家人が外出している間、その家を守ること。また、その人。留守番。留守居。「―を頼む」
玄関をはいると雇い人だけが―していた」〈有島・小さき者へ〉
外出して家にいないこと。「三日ほど―にする」「―していまして失礼しました」「居―」
他のことに心を奪われ、その方に気が回らないこと。「お留守」の形でも用いる。「手元が―になる」「仕事が忙しくて家事がお―になる」
[類語]不在居留守無人留守番留守居留守を使う留守を預かる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「留守」の読み・字形・画数・意味

【留守】りゆう(りう)しゆ・るす

主の不在中、都を守る。〔史記、越王句践世家〕王、北のかた侯を池に會し、國の兵、王に從ふ。惟だ獨り老太子とのみ留守す。句踐~を伐つ。

字通「留」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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