用材(読み)ようざい

精選版 日本国語大辞典 「用材」の意味・読み・例文・類語

よう‐ざい【用材】

〘名〙
① 使用する木材。特に、燃料以外の建築工事家具などに用いる木材。
小学読本(1874)〈榊原那珂稲垣〉三「人間の用材となるべき木は、扁柏(ひのき)松杉、尤緊要とす」
② 広く、材料として用いるもの。
※造化妙々奇談(1879‐80)〈宮崎柳条〉一六「其用材(ヨウザイ)も亦奇異とす。結ぶに草を用ひ、丸めるに泥を用ひ、構るに木の皮を以てし」
③ 有能な人材を用いること。

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デジタル大辞泉 「用材」の意味・読み・例文・類語

よう‐ざい【用材】

建築・工事・家具などに用いる木材。「用材置き場」「建築用材
材料として使用するもの。「学習用材
[類語]木材材木原木白木丸木丸太銘木角材廃材

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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