生島(読み)いくしま

精選版 日本国語大辞典 「生島」の意味・読み・例文・類語

いく‐しま【生島】

[1] 〘名〙 (「島」は「占む」から出た語か。ある地域をいう) 生気にあふれた土地
[2] 摂津国大阪府一部)の古郡名の一つ

いくしま【生島】

姓氏の一つ。

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デジタル大辞泉 「生島」の意味・読み・例文・類語

いくしま【生島】

姓氏の一。
[補説]「生島」姓の人物
生島治郎いくしまじろう
生島新五郎いくしましんごろう

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「生島」の意味・わかりやすい解説

生島
いきしま

兵庫県南西部、赤穂市(あこうし)坂越(さこし)の湾内にある小島周囲約1.6キロメートル。全島常緑樹を主とする原生林に覆われ、その特異な暖帯林的な植物相から国の天然記念物に指定されている。原生林が残ったのは、坂越の大避(おおさけ)神社神地で、古来、人の立ち入りを禁じてきたためといわれる。

大槻 守]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「生島」の意味・わかりやすい解説

生島
いくしま

香川県中部,高松市北西端の生島湾奥にある集落。五色台山地の北東部にあり,大平山,国分台へ登る道路分岐点ミカン,ビワ,モモなどの果樹園が多い。塩田跡地にクルマエビの孵化養殖池,県営総合運動公園がある。

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デジタル大辞泉プラス 「生島」の解説

生島(いきしま)

兵庫県赤穂市、坂越港内にある無人島。秦河勝の墓と伝えられる古墳がある。

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