熊野伝三郎(読み)くまのでんざぶろう

精選版 日本国語大辞典 「熊野伝三郎」の意味・読み・例文・類語

くまの‐でんざぶろう【熊野伝三郎】

江戸時代、文政年間(一八一八‐三〇)に打ち身切り傷腫物(はれもの)の薬である熊の膏(あぶら)を売って有名であった行商人の名。

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デジタル大辞泉 「熊野伝三郎」の意味・読み・例文・類語

くまの‐でんざぶろう〔‐デンザブラウ〕【熊野伝三郎】

江戸後期の大道商人熊皮の袖無しを着て、熊の脂から作ったという膏薬を売った。生没年未詳。

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