淵源(読み)えんげん

精選版 日本国語大辞典 「淵源」の意味・読み・例文・類語

えん‐げん【淵源】

〘名〙
物事の起こり基づくところ。物事が成り立っているそのもと根本根源
玉葉‐文治元年(1185)一二月二七日「今度天下之草創也。尤可行淵源候」 〔班固‐典引〕
② (━する) 物事がそれに基づいて成り立つこと。
※淡窓詩話(19C中)下「古人の詩の淵源する処」

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デジタル大辞泉 「淵源」の意味・読み・例文・類語

えん‐げん【×淵源】

物事の起こり基づくところ。根源。みなもと。「文化淵源にさかのぼる」

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普及版 字通 「淵源」の読み・字形・画数・意味

【淵源】えん(ゑん)げん

みなもと。〔三国志、魏、管寧伝〕高恬泊、~其の淵源を測り、其の濁を覽るに、未だ俗獨行、(ごと)きらざるなり。

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