波瀾(読み)ハラン

デジタル大辞泉 「波瀾」の意味・読み・例文・類語

は‐らん【波×瀾/波乱】

大小の波。波濤はとう
「砂の浜に下りて海の―を見る」〈鴎外・妄想〉
激しい変化曲折のあること。また、そうした事態。騒ぎ・もめごとなど。「―に満ちた生涯」「政局は―含みだ」
[類語](2もめ事トラブルごたごた騒ぎ悶着摩擦どさくさいざこざ小競り合い喧嘩問題攪乱紊乱壊乱掻き乱す掻き回す引っ掻き回す

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「波瀾」の読み・字形・画数・意味

【波瀾】はらん

波だつ。起伏。変化。唐・杜甫〔敬みて諫議に贈る、十韻〕詩 毫髮(がうはつ)、恨無し 波瀾、獨り老

字通「波」の項目を見る

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