歌姫(読み)ウタヒメ

デジタル大辞泉 「歌姫」の意味・読み・例文・類語

うた‐ひめ【歌姫】

歌を巧みに歌う女性芸妓をいうこともある。
歌を歌うことを職業とする女性。女性歌手。女流声楽家。
[補説]作品名別項。→歌姫
[類語]歌手シンガー歌い手歌歌い声楽家ボーカリストボーカルシンガーソングライター

うたひめ【歌姫】[曲名]

原題、〈イタリアLa canterinaハイドンイタリア語によるオペラ。全2幕。1767年に初演台本は長らくゴルドーニとされていたが、他人の作とされる。ラ‐カンテリーナ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「歌姫」の意味・読み・例文・類語

うた‐ひめ【歌姫】

〘名〙
① 歌を巧みにうたう女。また、芸妓をみやびやかに呼ぶ語。
※玉塵抄(1563)三五妓女の姫を得たぞ〈略〉今の哥姫がさううあったぞ。玉蕭が再来であるかぞ」
② 女性歌手。女流声楽家。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「歌姫」の読み・字形・画数・意味

【歌姫】かき

歌妓。〔旧唐書宗室、河間王孝恭伝〕孝恭、性奢豪にして、宴を重んじ、歌女、百餘人あり。然れども讓にして、驕矜自ら伐(ほこ)るの色無し。

字通「歌」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

デジタル大辞泉プラス 「歌姫」の解説

歌姫〔ドラマ〕

日本テレビドラマ放映はTBS系列(2007年10月~12月)。全11回。原作劇団「東京セレソンデラックス」による同名の舞台作品。脚本:サタケミキオ。出演:長瀬智也、相武紗季、風吹ジュンほか。

歌姫〔小説〕

米国の作家エド・マクベインの警察小説(2004)。原題《The Frumious Bandersnatch》。「87分署」シリーズ。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android