根源(読み)コンゲン

デジタル大辞泉 「根源」の意味・読み・例文・類語

こん‐げん【根源/根元/根原】

物事の一番もとになっているもの。おおもと。根本。「腐敗政治の―を絶つ」「諸悪の―」
物事の始まり。「紛争の―となる事件」「―をさかのぼる」
本家元祖
「お茶の湯の―とも言はるる秦野官翁に向かひ」〈伎・三十石艠始〉
[類語]始まり始め起源源流本元物種温床濫觴源泉根本起こり発端端緒嚆矢糸口とば口取っ掛かり手掛かり足掛かり道を付ける

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「根源」の読み・字形・画数・意味

【根源】こんげん

事物のもと。・韓〔符(の子)、書を城南に読む〕詩 潦(くわうらう)(にわか水)根源無し (あした)に滿つるも、夕に已に除(さ)る

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