本国(読み)ホンゴク

デジタル大辞泉 「本国」の意味・読み・例文・類語

ほん‐ごく【本国】

その人の生まれ育った国。祖国。また、その人の国籍がある国。母国
植民地などに対して、その国本来領土。「本国から独立する」
[類語]本土内地

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「本国」の意味・読み・例文・類語

ほん‐ごく【本国】

〘名〙
① その人の生まれ育った国。生国。先祖の出た国。祖国。また、その人の国籍がある国。母国。
令義解(718)戸「先有両貫者。従本国定」 〔列子‐周穆王〕
② 植民地でない、本来の領土。
官板バタビヤ新聞(1862)文久元年八月七日「英の女王は新に印土のプリンスと本国の将官リッテルの爵を与へり」
③ (「ほんこく」とも) この国。当国。

ほん‐こく【本国】

〘名〙
社会百面相(1902)〈内田魯庵投機「おそよの締めてた帯は何だい、本国(ホンコク)のやうにも見えたが」

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普及版 字通 「本国」の読み・字形・画数・意味

【本国】ほんごく

故国

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